利便性(繰越控除)

大証FXにおける税制の利便性には、繰越控除も含まれるでしょう。
繰越控除というのは、年度を跨いで課税対象となる所得を通算できる制度です。
簡単な例を挙げてみましょう。

2009年、大証FXにおいて、200万円の損をしてしまったとします。
この場合、損をしているのですから、課税される事はありません。
システムで購入時に自動支払いを行っている場合は、その都度税金が徴収されるという事もありますが、原則としては課税なしです。
そして2010年、今度は100万円の利益を上げたとしましょう。
この場合、通常であれば、100万円×20%=20万円の税金が徴収されます。
しかし、この繰越控除によって、2009年の200万円を繰り越した場合、100万円-200万=-100万円となり、2年で100万円のマイナスということで、課税を免除されるのです。

この繰越控除は、取引年度から3年後までの繰越が可能です。
上記の例の続きでそれを表してみます。
2011年に、更に80万円の利益を出したとしましょう。
通常なら16万円の税金が徴収されるところですが、この場合も更に前年度の-100万円が繰り越され、トータル20万円の損となっています。
損なので、課税対象は0円となるのです。
そして2011年、50万円の利益を出したとします。
この場合、繰り越されている-20万円と相殺し、30万円が残ります。
この30万円に対し、課税されることになります。
20%なので、6万円ですね。

では、仮に2011年に10万円の利益で、まだ-10万円となっている場合はどうなるのかというと、この時点で3年という期間を超えることになるので、これ以上の繰越はできなくなります。

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